あなたが吃音になったのは誰のせい?原因は遺伝?いや親でも誰のせいでもありません!

こんにちは、元・吃音症で、現在は吃音克服に関する情報発信をしている、みっきーと申します。

”吃音に苦しんでいる人は100人に1人いる”という話を、以前させていただきました。日本人が約1億人だとすると、単純計算で100万人なので、あなたと同じように悩んでいる人が、それだけいるのです。それを聞くと、悩んでいるのは自分だけではないと思えますよね?

しかし、同時にこうは思いませんか?

なんで自分がその100分の1に選ばれてしまったんだろう!

そうするとやっぱり、なんで自分だけこんな目にっていう気持ちが強くなりますよね。なので、今回は、吃音者は誰のせいで吃音になったのか?というテーマで書いていきたいと思います。

吃音=遺伝というのは本当?

よく目にする情報ですが、吃音は親から遺伝するという話があります。このように主張している人も多いですね。これについては、正直よく分かってないというのが正解です。親子で吃音に悩んでいる人もいれば、曽祖父の代まで遡っても吃音がいないという人もいます。吃音になりやすい性質が遺伝されても、発症するかどうか人それぞれなのかもしれません。

ただ、これについては答えを出すことにあまり意味が無いかなと思っています。もし、あなたが遺伝のせいで苦しんでいても、今更その遺伝を責めても意味が無いです。また、「自分が吃音で苦しんできたので、せめて子供には吃音になってほしくない!」と願っている方も多いでしょう。しかし、吃音が確実に遺伝するか分からない以上、それを原因に子供を諦めるのはおかしな話ですよね。

なので、当ブログの見解としては、吃音は遺伝するかどうか不明だが、その答えにあまり意味はないと、させていただきます。

親の育て方が吃音に影響する?

よく、「左利きを無理やり右利きに強制したら吃音になった」や「親から話し方を注意されたから吃音になった」という話があります。【第2話】環境の変化とともにやってきた地獄の始まりの記事でも書きましたが、私もその後者に当てはまります。映画に出てきた吃音のキャラクターの真似をし、それを親に注意されたことがきっかけで、吃音になってしまいました。

しかし、これらは果たして親の育て方のせいなのでしょうか?

もちろん、仮に両親からのDVが原因で吃音になったというのであれば、親を責めても良いでしょう。しかし、上で紹介したようなケースだと、一概に親の育て方が悪かったとは言えないのではないでしょうか?殆どの親は吃音に対する理解なんて無いでしょうし、子育てのプロでもない人が一生懸命、子育てに取り組んだ際の悲劇だと言ってよいでしょう。他の子どもに対しては問題なかった振る舞いを、たまたま吃音になりやすい素質を持ったあなたに対してしてしまったせいと言えるでしょう。

なので、親の育て方と吃音には直接は関係なさそうですね。

ただ、吃音になりやすい性格が遺伝するのであれば、もし吃音の方が子育てする際は、喋ることに対して強いストレスを与えるような振る舞いはしないように注意が必要でしょう。

まとめ

このように、あなたが吃音になったのは実は親でも誰のせいでもありません。たまたま、吃音になりやすい素質を備えたあなたが、悲劇的な偶然のせいで、吃音になってしまったのです。なので、誰を恨んでも今更仕方がありません。

いまは、そのエネルギーを吃音克服のための自己成長に使いましょう!

それではまた!

※親じゃなくても、例えば学校でのいじめや仕事のストレスで吃音になってしまった人もいるかもしれません。こういったケースは私は直接聞いたことが無いので、実際にそういった事例をご存知の方は、ご連絡いただけると幸いです。

 

2 件のコメント

  • おぉー素晴らしいブログをしておられるのですね!
    参考になります!

    息子の吃音はしゃべり始めの頃にちょっとあって、気にしないでいたらそのうち治ってしまっていました。

    本格的にひどくなったのは小学校に入って話すことが苦手な彼が「話す」事をがんばるようになってからだと思われます。
    小4の頃には立派な吃音者になっていました。
    学校の先生には、吃音があっても指摘せず焦らせないでやってほしい旨は伝えていたのですが。

    今でも家で私と話するときにはほとんど吃音はでません。
    かなり込み入った話をしていても。

    昨日、高校卒業に伴って移行支援会議というのあり、支援してくださるみなさんの前で自己紹介をしていましたが
    これがまたみごとに吃音で「おぉー」と思いました。(笑)
    伝えたい事を人の思うところの正確な言葉に、人の思う所の正しい変換するのに焦っているように感じました。
    (息子の場合ですが)言葉選びを間違えちゃいけない!みたいな?

    ブログに書いておられるように、元々素養はあったのでしょうね。それが開花(?)しちゃったっぽい感じです。
    わかんないけど(笑)

    これからも素晴らしい考察の発見をシェアしてくださる事、楽しみに拝見させてください。
    長文失礼しました。

    • コメント頂き、ありがとうございます!

      まだまだ始めたばかりなので、これからコンテンツを充実させていきたいと思っております。
      吃音に関しては、インターネット上で様々な見解があるので、どれが正しいのか迷う部分がありますよね。
      しかし、そうやって生の声をお寄せいただけるのは、大変ありがたいです!

      「幼少期の吃音がそのまま成人まで固定されることが多い」とよく言われますが、息子さんは小学校4年生の頃がターニングポイントなんですね!私が中学校2年生の時に発症したのですが、「きちんと話さなきゃいけない」という意識の芽生えがきっかけになったのは、共通していそうですね!

      家で話す時の様に、誰とでもリラックスして話せるようになるのが、克服の近道だと思っているのですが、そうは言っても簡単ではないですよね…。

      今後とも、どうぞよろしくお願い致します!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です