最大の天敵?吃音による自己紹介の悩みを回避する1つのアイディア

こんにちは、元・吃音症で、現在は吃音克服に関する情報発信をしている、みっきーと申します。

吃音を回避するテクニックは使用してOK?話しきることの方が大事!の記事の中でも書きましたが、吃音に悩んでいる間は、吃音を回避するためのテクニックをどんどん使ってOKです!とにかく、自分のペースで話し切ることが大事です。

吃音と付き合いながら日々を送る上では、上の記事で紹介したテクニックの中でも、回避のテクニックを使う機会が多いのではないでしょうか?どもりそうな言葉を回避して、似たような言葉に言い換えることがクセになっている人もいるでしょう。

しかし、そのテクニックが通用しない最大のシチュエーションがありますよね?そう、自分の名前を言うときです。

自分の名前だけは言い換えることができませんので、自己紹介を苦手とする人も多いのではないでしょうか?何を隠そう、私自身も、吃音に悩んでいたころは自分の名字を言うのが困難でしたので、自己紹介がありそうな日は、学校や会社を休んでしまったこともあります。

少しカジュアルな場では、名前しか言わなかったり、外国人風に名前と名字を逆にして言ったこともあります…。

もう、本当に自分の名前が嫌すぎて、「なぜ自分の名前を自由に決められないんだろう!」とか「親が偽装離婚でもして母親の旧姓に変えられないかな」等と、毎日思っていました。

しかし、このアイディアは場合によっては有効です!つまり、名前を言いやすいように変えてしまえばよいのです!

ただ、そうは言っても事は簡単ではありません。順を追って説明いたします。

戸籍上の名前を変更する

戸籍上の名前がもし変更できれば簡単ですよね?まず、一番簡単な方法は①結婚して配偶者の姓に変えてしまうことです。現在の日本は夫婦同姓ですので、婚姻により相手の姓へ変えることができます。女性が男性の姓にすることも、男性が女性の姓にすることも簡単です。婚姻届けの名字を選択する欄にチェックを入れるだけです。

しかし、上手い具合に婚約者があなたの言いやすい姓である可能性は低いでしょうし、名字を目当てに相手を探すのは現実的ではありませんよね…。

同じように②養子縁組で名前を変えてしまうという手も考えられますが、これも同様の理由で現実的ではありませんよね。そこで、それ以外に戸籍の名前を変更する方法ですが、かなり難易度が高いです。まず、残念ながら名字は変えられません。名前は「凶悪犯罪者等と同姓同名」や「奇妙すぎる名前」の場合は、家庭裁判所に変更を申し出ることができますが、そう簡単ではない上に、名前だけ変えても自己紹介の悩みは解決しませんよね。

ニックネーム/通称を使用する

名前が変更できないのであれば、芸能人の芸名の様に別の名前を勝手に名乗る手もあります。これは、私も実際に試してみましたが、使用できる範囲が恐ろしく狭いです。まず、フリーランス以外の仕事では、ニックネームを導入している先進的な会社を除き、全く使えません。また、身分証明を前提としている場面(自動車の教習所、CDレンタル、会員制のカラオケ)等は無理ですね。とすると、SNSのオフ会や、レストランの順番待ちくらいにしか使えません…。そして、ホテル・旅館などの宿泊施設の宿帳に偽名を書いてしまうと、詐欺罪に問われる可能性もありますので、ご注意ください!

読みだけを変更する

これが、今回皆さんにご紹介したい方法です。意外に思われるかもしれませんが、名前の読みって戸籍・住民票には載っていません。いや、そもそも世の中の身分証明書の大半に名前の読み方が載っていないのです!つまり、読みなら比較的自由に変更できるのです!変更に手続きは必要ありません。と言いますか、戸籍にはフリガナがありませんので、法的には正式な読み方というのは無いのです。

そこで、例えば「カ行」がどうしても言えない人の名字が「草間(クサマ)さん」だとすれば「草間(ソウマ)」さんにしてしまえば良いのです。もちろん、学校に在籍中や、会社に勤めている方は、いまさら読み方を変更するのは難しいかもしれませんが、環境が変わるのを機に、変えてしまうのもアリだと思います。

ただ、法律上は問題ないとはいえ、鈴木(スズキ)さんを鈴木(タナカ)という読みにするのは流石に無理がありますので、この方法も現在の名前に左右されてしまいますけどね…。

いかがでしたでしょうか?言いやすい名前に変更して、自己紹介を苦手じゃなくしてしまうという発想はあまり無かったのではないでしょうか?

しかし、今回の事例に限らず、こういった発想の転換は大事です。吃音の人に限らず、日本人は「やってよいこと」を考えてしまいがちですが、それでは新しい発想は生まれません。そうではなく、「やってはいけないこと」を確認してから、「それ以外は何をしてもよい」という発想でいきましょう!

それではまた!

 

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