吃音だとなにが辛いの!?周りの人に分かってほしいこと

こんにちは、元・吃音症で、現在は吃音克服に関する情報発信をしている、みっきーと申します。

今回は、吃音克服に関するテーマではなく、吃音に苦しむ人が、日常でどんなシチュエーションで困っているかについてまとめてみました。

吃音当事者の人は、苦しんでいるのは自分だけではないと感じて頂ければと思います。また、周りの人に吃音の辛さを理解して頂く際に、この記事をシェアしていただければ幸いです。

吃音当事者ではない人へ
この記事は、吃音当事者の皆様が、普段どういったことに困っているかまとめたものです。こういうシチュエーションに困っている人がいたら、そっと手を差し伸べていただければ幸いです。吃音に苦しむ人は、100人に1人と言われていて、日本だけでも100万人以上の人が悩んでいます。

 

日常生活

・テレビ番組で言葉を”噛んだ”ということを笑いにされるのは、とても不愉快です。世の中には自分の思うように喋れない人がいっぱいいます。スラスラ話せないこと=悪いことだと思うのは止めてください。

・「自分の名前なのに言えないの?」と言うのは止めてください。”自分の名前すら言えない”と落ち込んでる人がいっぱいいます。むしろ、名前が言えないせいで自己紹介が苦手な人が結構います。自分の名前を言いやすいように自由に変更できる世の中にならないかなぁ…。

・耳が遠いとかの事情もあるとおもいますが、「えっ!?」とか「はっ!?」とか強い口調で聞き返さないでください。こっちは、同じことをまた言えるとは限らないのです。一言を発するのに一生懸命な人もいるので、優しく聞き返してください。

・カウンター越しで注文する飲食店で、食べたいものが言えなくて困っている人がいます。そんなとき、カウンターの向こう側でなんとか指さしで伝えようとしてるのに、「こっちから見えないのでメニュー名を言ってください」とか言わないでください。面倒でも、カウンターのこっち側に来てくれたら嬉しいです。

・レストランやホテルをインターネットで予約しても、当日に受付で名前を言えなくて困ってる人もいます。そんなとき、予約確認のスマホの画面を見せて伝えようとしているのに、口頭で確認しようとしないでください。お願いします。

学校生活

・みんなの前で教科書を音読するときは本当に辛いです。文章が読めないんじゃなくて、頭に浮かんだ言葉が口から出せないだけなんです。あと先生、”もっと家で音読の練習をしましょう”とか言わないでください。悔しくて誰よりも家で練習してるので、漢字の読み方も完璧だし、どこに強弱をつければいいか、どのクラスメイトより分かってます。

・いろんなクラスが集まる選択授業で席が自由なとき等に、「じゃあ端から順番に名前を言って」という方法で出席を取らないで!先生が名簿順に名前を呼んでくれたら良いのにな。

・体育の時間もそう、体操着に名前書いてあるんだから、名前を言わせる必要はないでしょ!こっちが死に物狂いで自己紹介しても、結局それで名前を覚えてくれるわけじゃないんだよな。

・凄くどもったりしたときに、笑ったり真似したりしないで!あなたはふざけてるだけかもしれないけど、吃音で悩んでる人にはそれが一生消えない傷になるかもしれないんだ・・・。どもったって誰にも迷惑かけてないでしょう!

・先生だったら、吃音のことを知っておいてくれないかな・・・割合的に絶対1学年に1人は悩んでるよ。でも、言わないだけなんだよ。先生の免許を取る際に、「吃音者のへ理解」を必修にしてくれないかな。

会社生活

・朝の朝礼で1人1人に社訓を言わせたりしないで!学校から卒業してやっと本読みから解放されたと思ったのに…。それを上手く言えないくらいで、人のやる気を評価しないで!

・電話ってなんでこの世に存在するんだろう。吃音の人にとって、仕事の恐怖=電話の恐怖でもあります。電話取るのも電話をかけるのも、両方苦手な人も、片方だけ苦手な人もいます。そんな人に怒鳴って注意するのは、泳げない人をプールに引きずり込むようなもので、なんの解決にもなりません。

・あと、メールで済む用を電話してこないで!電話を取るのも一苦労な人もいっぱいいます!吃音に関係なく、今の時代、電話は相手の時間を奪うから、緊急時以外は使わないのがマナーだと思うんだけどな…。

・”上手く話せない人”=”仕事ができない人”じゃないです。吃音に苦しんでいても、人並み以上に何かの仕事に優秀に取り組める人はたくさんいます。「そういう人が普通の会社で働くな」なんて意見も耳にしますが、吃音の人はそう簡単に行政にもあんまり助けてもらえないのです!普通の会社で働いて生きていかなきゃいけないんです!

・仕事上でも、やっぱり名前が言えないことで悩んでいる人がいっぱいいます。本名じゃなくて、言いやすい通称で仕事をさせてくれるような会社があればいいのにな…。

自分の経験も踏まえて、いくつか例を挙げさせていただきました。吃音当事者でない人にしてみれば、「めんどくさい」とか「世の中は吃音者のためにあるんじゃない」とか思われた方もいるかもしれません。

しかし、吃音は本当に深い悩みなのです。それを理由に自殺する人だっているんです!

私は吃音克服に関する情報を広める活動をしていますが、世の中の人全員が”別にどもってもいいんだよ!”と思ってくれるようになれば、吃音で苦しんでいる人も、吃音克服が容易になるんです。

この記事を1人でも多くの人に広めていただければ幸いです。

それではまた!

 

 

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