吃音を克服するとは!?吃音克服とはどういう状態?

あー!吃音とおさらばして、自分も普通の人のようにスラスラ話せるようになりたいな~!

吃音で悩んでいる人は、こんな風に思うことがしばしばあるのではないでしょうか?私も昔はそうでした。朝起きて、ある日突然、アナウンサーのように上手に話せるようになっていたらどんなに良いだろうかと考えたことがあります!

しかし、多くの人が誤解しているのですが、

「吃音を克服する=アナウンサーのように上手に話す」ということではありません!

ちょっと考えてみて欲しいのですが、例えば吃音じゃなくても、滑舌の悪い人っていっぱいいますよね?彼らはアナウンサーのように上手に話せているわけではありませんよね?また、人前で話すのが苦手な人もいますよね?そんな人は緊張して言葉につまったり、噛んだり、時にはどもってしまうこともあるでしょう。

よっぽど言葉に自信のある人でもない限り、ほとんどの人がアナウンサーのように上手に話しているわけではありません。しかし、だからと言って彼らは話すことに関してそれほど悩んではいませんよね?

もっといえば、アナウンサーだってたまに噛んだりしますよね、笑。

もちろん、「プレゼンをもっとうまくこなしたい」や「もっとカッコよく話したい」といった悩みはあるかもしれませんが、吃音の人のように「言いたい言葉が出なくて辛い」という悩みとは別のはずです。

実際、私は吃音を克服しましたが、早口言葉を100%噛まずに言えるわけではありませんし、プレゼンテーションの準備をちゃんとしないと、言葉に詰まることもあります。

また、私の上司にこんな人がいました。

「凄くどもっているのに、話し上手で、周りからも尊敬されていて、出世している方」です。

その方とは私が吃音で悩んでいるころに一緒に仕事をしていたので、自分と同じ悩みを抱えているものだと勝手に思っていましたが、電話で悩んでいる様子もないですし、どもりながらも会議の仕切りなんかも完璧にこなしていました。試しに、吃音の話をそれとなくしたところ、「吃音」という単語すら知らない様子でした。かなりの頻度でどもっているのですが、周りにも、それを馬鹿にする人はいませんでした。

このことから分かる通り、吃音の問題点とは、どもることではないのです。どもっていても、その上司の方のように自分でまったく気にしていなければ、日常生活には支障が無いのです。

また、仕事においても流暢に話すことをが重要な職業でもない限りは、少しくらいどもってもさほど影響は無いはずです。

つまり、誰にでも(吃音じゃない人でも)どもることはあるので、どもること自体は問題ではないのです。

なので、吃音の症状を完全に無くして、アナウンサーのように上手に話すことを目指すのではなく、例えどもったとしても、まったく気にせずに、自信を持って話せるようになることを目標にしましょう!

そうすると不思議なもので、

「別にどもろうが言葉に詰まろうが関係ない、そんなことは心からどうでもいい」という境地に達すると、不思議と、言葉がスラスラ出てくるようになるのです。難発が解消されて、もちろん連発や伸発の症状も無くなってきます。

なので、上手に話すことに対して必要以上に憧れを持つのは止めましょう!

これがまず吃音克服への一歩目です!

まとめると、

吃音を克服するとは、どもったり・噛んだり・言葉に詰まったりすることが一切ない、アナウンサーのように上手に話す状態になることではなく、どもることに対して、心からどうでも良いと思っており、自信を持って話せる状態ということなのです!

それではまた!

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